平成23年2月(第10回)記述

【問題1】マンションの改良計画に関する次の記述のうち、( )内に当てはまる最も適切な数値を解答欄に記入しなさい。

(解答)

1.「長寿社会対応住宅設計指針」においては、マンションの共用階段の有効幅員は(1.2)m以上とすることが望ましいと示されている。

2.「長寿社会対応住宅設計指針」においては、マンションの共用片廊下の有効幅員は(1.4)m以上とすることが望ましいと示されている。

3.(財)都市防研究センターの資料によると一般的に犯罪目的で侵入しようとする者は、窓や扉の破壊行為が(5)分以上かかるようだと約70%が侵入をあきらめると示されている。

4.耐震改修設計において、構造耐震指標であるIs 値が(0.6) 未満であると必要な耐震強度を満たしていないとされている。

5.既存アスベストの撤去計画において、アスベスト含有量が5%を超える吹き付け材の使用は、昭和(50)年に使用禁止となっていることを理解しておく必要がある。

 

【問題2】次の文章は、雑排水設備の改修計画に関して述べたものである。文中の()から()に該する、最も適切な語句を下記の選択語群から選び、アからンまでの記号を解答欄に記入しなさい。

(解答)

築年数の古いマンションにおいては、(①漏水)が発生して初めて共用雑排水立ての更新計画に着手する場合が多い。雑排水管の更新計画は、詳細な(②調査資料)に基づ<分析をして進められるが、更新工事の範囲として、立て管の位置、材質、撤去の方法、立て管と枝管の接続方法、(③道連れ工事)などを十分に検討したうえでの改修設計とする。

設計完了後、施工着手までの間には十分な住民説明会を行い、なるべく(④全区分所有者)の工事承諾を得て工事を円滑に進めるよう配慮する。

工事中は、専有部への工事関係者の立ち入り、居住者の立ち会い、(⑤工事騒音)に対する理解、排水停止等の住民の協力が不可欠であり、また工事完了に際しては、住戸ごとに完了確認を行う体制が重要である

 

ア.赤水  イ.調査資料  ウ.夜間工事  エ.過半数の区分所有者  オ.工事騒音  カ.ウォーターハンマー  キ.引渡し資料   ク.塗装工事  ケ.3分の2以上の区分所有者       サ.漏水  シ.アンケート資料  ス.道連れ工事  セ.全区分所有者  ソ.トイレ使用制限

 

【問題3】日本建築学会建築工事標準仕様書「第5章鉄筋コンクリート工事」(JASS 5)では、コンクリートの適切な品質・調合の規定を設けているが、2003年版の各項目別の規定値として、最も適切な数値の記号を解答欄に記入しなさい。

(解答)

項目 規定数値
1.水セメント比(早強・普通・混合A) 65%以下(低熱セメントを除く)
2.単位セメント量 270kg/m以上
3.単位水量 185kg/m以下
4. 塩化物総量 0.3kg/m以下
5. 空気量 4.5

 

【問題4】建築基準法第12条(報告、検査等)において規定するロープ式昇降機の定期検査に関して、国が定める書式の中で「機械室」の検査項目とし記載されている内容を5つ解答欄に記入しなさい。

(解答)

(解答例:機械室出入り口の戸)

・機械室の状況 ・照明装置 ・換気設備 ・救出装置 ・受電盤 ・制御盤 ・巻上機 ・そらせ車

・電動機 ・電動発電機 ・速度 ・階床選択機 ・床の貫通部 ・駆動装置の耐震対策、他

 

【問題5】平成15年に竣工し、築8年を迎えるSRC造15階建て150戸の居住専用マンションの長期修繕計画書を見直す場合において、今後築30年以降に初めて発生することが想定される大規模計画修繕工事の項目を5つ解答欄に記入しなさい。

ただし、新規に実施する耐震補強関連の改良工事項目は対象外とし、マンションのグレードも特に条件付けしないものとする。

(解答)

(解答例:外部鉄骨階段の交換工事)

外壁塗装、軒天塗装、外壁タイル張り、外壁外断熱、手すり、窓、エントランスドア、窓等鋼製建具、共同風呂、免振装置、外構舗装、避雷針、昇降機、受変設備、発電設備、奄気幹線、配電盤、テレビ設備(ケーブル・分配器等)、電話設備(配線・MDF:IDF等)、排水立て管、給水立て管、ガス管、浄化槽、受水槽、高置水槽、消火栓管、他

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