平成21年度(第9回)記述

【問題1】

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(以下本問において「品確法」という)に関する以下の記述のうち、文中の(①)から(⑤)に該当する最も適切な語句を下記の選択語群から選び、アからシまでの記号を解答欄に記入しなさい。

(解答)

品確法の瑕疵担保責任の特例に関する規定は、(①新築)住宅を対象としており、当該瑕疵担保責任は基本構造部分についてのみ適用される。基本構造部分とは、(②柱や梁など住宅の構造耐力上主要な)部分と(③屋根や外壁などの雨水の浸入を防止する)部分をいう。引き渡した時から(④10)年間の瑕疵担保責任が義務づけられており、この瑕疵担保期間については、特約で短縮することはできない。

住宅性能表示制度は、国土交通大臣が定めた客観的な基準により評価された住宅の性能を表示することによって、住宅に関する紛争を防止する制度であるが、当該制度は(⑤新築及び中古)住宅に適用される。

[選択語群]

ア.新築  イ.中古  ウ.新築及び中古  エ.柱や梁など住宅の構造耐力上主要な  オ.屋根や外壁などの雨水の浸入を防止する  カ.壁や床を含む主要構造  キ.すべての構造体  ク.便器、浴槽、キッチン等の設備機器  ケ.5  コ.10  サ.15  シ.20

 

【問題2】

次の文章は排水管の修繕、維持管理の一環として行う排水管清掃に関して述べたものである。文中の(①)から(⑤)に該当する最も適切な語句を下記の選択語群から選び、アからシまでの記号を解答欄に記入しなさい。

(解答)

排水管の清掃方法には、(①機械的清掃方法)と化学的清掃方法がある。マンションでは、アルカリ性、酸性洗浄剤を使用する化学的清掃方法は、下水道への悪影響もあり、あまり採用されない。(①機械的清掃方法)の代表的方法は、高圧水をノズルから噴射して付着物・堆積物・閉塞物を除去する(②高圧洗浄法)である。

この方法において排水立て管は、上層階から下層階までノズルを挿入し、上層階に向けノズルを引き上げながらノズルの先端より高圧水を噴射し洗浄する(③前方噴射方式)で管内を清掃し、横主管部は、下流から上流に向けノズルを挿入し、高圧水を噴射し洗浄する(④後方噴射方式)で清掃するのが一般的である。

また、単純な排水管内の停滞・詰まりには、空気ポンプで圧搾空気を管内に放出して、その衝撃で付着物・堆積物・閉塞物を除去する(⑤ウォーターラム法)がよく使われる。

 

[選択語群]

ア.機械的清掃方法  イ.物理的清掃方法  ウ.有機的清掃方法  エ.給水圧洗浄法  オ.高圧洗浄法  カ.ポンプ圧洗浄法  キ.前方噴射方式  ク.後方噴射方式   ケ.交互噴射方式  コ.ウォーターラム法  サ.スネークワイヤー法  シ.ロッド法

 

【問題3】

マンションの共同アンテナを使用するテレビ受信方式において、20117月に移行する予定の地上波デジタル放送の受信に検討が必要な構成機器の名称を解答欄に5つあげなさい。

(解答)

・混合分波器  ・ブースター(増幅器)  ・分岐器  ・分配器  ・TV端末ユニット(TV端子)  ・同軸ケーブル

 

【問題4】

コンクリート外壁の劣化状況と補修工法の組合せとして、最も適切な組合せを選び該当する文字(カタカナ)を解答欄に記入しなさい。

(解答)

劣化状況 補修工法
軽微な剥れ、浅い欠損 イ.ポリマーセメントモルタル充てん工法
鉄筋の露出 オ.エポキシ脂モルタル充てん工法
0.2mm未満の動きの少ないひび割れ ア.ポリマーセメントペーストすり込み工法
1.0mm程度の挙動性のあるひび割れ ウ.Uカットシーリング材充てん工法工法
仕上がりの美観性を要求する比較的動きの少ない幅1.0mm程度のひび割れ エ.Uカット可とう性エポキシ萄脂充てん

 

【問題5】

平成206月に国土交通省より公表された「長期修繕計画標準様式・長期修繕計画作成ガイドライン・長期修繕計画作成ガイドラインコメント」の指針において、今後の長期修繕計画見直し時の留意点として示された重要なポイントを5つ解答欄に記述しなさい。

(解答)

①修繕計画期間

25年間以上

②修繕工事項目の設定

→現在の長期修繕計画を踏まえ、設計図、修繕履歴、調査診断の結果等に基づいて設定

③修繕周期の設定

→現在の長期修繕計画を踏まえ、建物の劣化状況、調査診断の結果等に基づいて設定

④修繕工事の算定

・工事数量の根拠

→現在の長期修繕計画書のデータを踏まえ、修繕履歴、調査診断の結果等に基づいて「建築数量積算基準」に準拠して数量を積算

・工事単価の根拠

→過去の修繕工事実績データ及び刊行物(マンション改修工事調査データ、積算資料マンションリフォーム編、高層住宅管理業協会・長期修繕計画案作成の手引き等)を参考に設定

⑤修繕計画の見直し時期

→経年5年程度毎を目安に見直し

⑥修繕金積み立て方式

→均等積み立て方式を基本

⑦その他

→機械式駐車場の修繕計画は、建物とは別区分・別会計にて、計画

25年の計画期間後に発生が想定される修繕工事は、その内容・おおよその時期を明記する等

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