平成16年2月(第3回)択一

【問題1】マンションの設計に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.ベランダの手摺は、床からの高さを100㎝以上とし、手摺子の間隔は内法寸法で11cmより狭くする。

2.スキップフロア型は、共用廊下に面しない外気に接する開口部を2面設けることができる。

3.エントランスアプローチのスロープを高齢者に配慮した設計で、その勾配を 1/15とする。

4.開放型片廊下の幅員を120cm以上とする。

 

【問題2】マンションに用いられる鉄筋コンクリート構造・鉄骨鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.鉄筋に対するコンクリートのかぶり部分は、耐火性を確保する目的もある。

2.鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、鉄筋の中心からこれを覆うコンクリートの表面までをいう。

3.鉄筋の不動態皮膜は、酸素と水だけでなく塩素イオンによっても破壊する。

4.日本建築学会建築工事標準仕様書 (JASS5) では、土に接する基礎の鉄筋の設計かぶり厚さを70mmとしている。

 

【問題3】鉄筋コンクリート造建物の劣化現象と、その発生要因に関する次の用語の組み合わせのうち、最も関連のあるものはどれか。

1.ひび割れ――――水セメント比

2.塩害――――強アルカリ

3.アルカリ骨材反応――――ジャンカ

4.凍害――――コールドジョイント

 

【問題4】タイル張り仕上げに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.型枠先付け工法では、タイルの浮き現象が発生しやすい。

2.積上げ張り工法では、他の工法に比べ剥落事故を起こしやすい。

3.改良圧着張り工法は、タイル側にのみ張り付けモルタルを塗る工法である。

4.マスク工法は、一般的に二丁掛けタイルに使用する工法である。

 

【問題5】マンションの経年による劣化現象に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.アルミ製の建具、手摺には、孔食が発生することがある。

2.複層弾性塗材で仕上げられた外壁では、水を内包した膨れが発生することがある。

3.アスファルト防水の押さえコンクリート工法では、伸縮目地のアスファルトコンパウンドの劣化で漏水することがある。

4.シーリング材が劣化すると軟化することがある。

 

【問題6】鉄筋コンクリートの調査診断に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.コンクリートの強度試験用の標準コアを壁面で採取する場合、その位置は床面に近いほどよい。

2.コンクリート強度試験で超音波法を用いる場合は、試験面上の塗装は剥がさなくてもよいが、反発硬度法の場合は塗膜を剥がす必要がある。

3.ひび割れの深さは、プロフォメーターを用いて測定する。

4.コンクリートの中性化測定で、モルタルが塗られている場合は、モルタル層を含めた深さを測定する。

 

【問題7】外壁の調査に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.タイル面の浮きを赤外線映像装置で調査する場合は、最高気温時又は最低気温時に測定する。

2.タイルの接着強さの測定は、アドヒジョンテスターを用いて付着力試験を行う。

3.タイル面のひび割れは、下地コンクリートのひび割れが原因となるものが多い。

4.外壁に使用されたALCパネルは、剥落、浮き、ひび割れの診断結果、及び竣工後の経過年数が補修、改修の判定要素となる。

 

【問題8】下のグラフは、マンション外壁のコンクリート素地部分における塩化物量測定試験の結果を示したものである。 グラフに対する次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。

 

1.Aは、海岸に近接した建物のグラフである。

2.Aは、塩化物による鉄筋への影響が少ない建物のグラフである。

3.Bは、未洗浄の海砂が使われた建物のグラフである。

4.Bは、飛来塩分が内部に浸透した建物のグラフである。

 

【問題9】マンションの調査診断に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.塩分の総量規制をした昭和61年以降のマンションでは、塩害による被害はない。

2.アルカリ骨材反応とは、骨材とアルカリの反応により鉄筋が腐食する現象である。

3.中性化測定試験は、コア採取法の他、ドリル粉末法、はつりによる方法がある。

4.配筋調査は、建物四隅の柱を測定することで全体を推測できる。

 

【問題10】塗膜の劣化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.塗膜の汚れには、シーリング材の可塑剤移行による汚染や生物汚染などがある。

2.塗膜の変退色の原因の一つに、施工時におけるアルカリや水などの影響がある。

3.塗膜の光沢低下は、白亜化の進行によることがある。

4.鋼材面の錆は、白錆が発生してから赤錆へと進行する。

 

【問題11】塗膜の劣化診断方法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.塗膜の光沢低下は測色色差計によって測定する。

2.白亜化の診断は、目視で行う。

3.スタッコなどの厚付け塗材のひび割れの深さは、クラックスケールを用いて測定する。

4.クロスカット法では、セロハンテープなどを用いて塗膜の付着力を評価する。

 

【問題12】防水診断の手法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか

1.目視調査とは、現状を見ることにより、防水層の種類、劣化部分の箇所数、納まりの不具合などを把握することである。

2.指触調査とは、防水層を直接手で触れることにより、材料自体の硬化状態や雨水の浸入状況、あるいは漏水箇所の特定をすることである。

3.打診調査とは、ベランダの床やパラペット部のモルタルの浮きの発生を打診ハンマーなどで叩いた音の違いにより把握することである。

4.測定調査とは、スケール等で防水層の膨れや、パラペット、押さえコンクリートなどのひび割れの長さを数値化して把握することである。

 

【問題13】屋上防水層の現地調査に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.水上部よりも水下部の方が漏水の原因になりやすいので、ドレン廻りなど特に留意して調査を行う必要がある。

2.脱気筒廻り、通気管廻りなどの防水の納まりが悪くなりやすい個所は、目視だけでなく指触などによる調査を心掛ける。

3.防水端末部のシーリング材は劣化が比較的早いため、防水立上りの高さが低い建物の場合、 十分な注意が必要となる。

4.露出アスファルト防水層の膨れ部分に雨水が廻り込んでいる場合、針入度試験で膨れの状況を確認する必要がある。

 

【問題14】シーリング材の劣化現象とその推定原因の次の組み合わせのうち、最も適切なものはどれか。

1.剥離――プライマー塗布精度

2.破断――脆弱面施工への対策不十分

3.被着体破壊――可動目地での三面接着

4.発泡――硬化剤量の不足

 

【問題15】専有部分の諸問題に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.結露対策としては、外断熱より内断熱の方が一般的に効果が高い。

2.ホルムアルデヒドなどの室内汚染物質に関して、改正建築基準法 (シックハウス対策)では、床・壁・天井の内装材の他、家具に対しても規定されている。

3.内装材として室内汚染物質を放散する材料を使わない場合には、窓以外の換気設備を設けなくてもよい。

4.床騒音には、軽量衝撃音と重量衝撃音があるが、いずれも 「L値」 が大きいほど遮音性能が高い。

 

【問題16】数量積算に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.階高2.9m地上5階建て建物において、屋上防水を含む大規模修繕工事の外部足場の高さを14.5mとした。

2.50cm角の排気フード開口面積は、外壁塗装面積より差し引かないものとした。

3.幅0.8m高さ1.9mの鉄扉は、枠を含めて両面とも塗装する面積を4.3㎡とした (但し塗装係数は2.8とする)

4.内法寸法1.8m角の掃き出し窓の建具枠廻りシーリング長さを7.4mとした。

 

【問題17】次の修繕工事にかかる費用のうち、一般的に管理組合が負担しないものはどれか。

1.各住戸パイプスペース扉の内側の塗装費用。

2.各住戸ベランダ防水工事のためのエアコン室外機の移動費用。

3.工事による発生材の処分費用。

4.諸官庁への届出に関する費用。

 

【問題18】劣化補修に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.コンクリート中性化抑制のため、鉄筋の表面に防錆剤を塗布することとした。

2.外壁モルタルの浮きの補修に、アンカーピンニング併用のうえ、ウレタン樹脂を注入することとした。

3.欠損部補修用のエポキシ樹脂モルタルは、比重が重いため1回の塗り厚は10mm以上塗らないこととした。

4.下地とタイルの浮き幅が1mmを超える部分の補修に、アンカーピンニング併用のうえ、セメントスラリーを注入した。

 

【問題19】金属面の改修用塗装材料の選定に関する次の組み合わせのうち、最も不適切なものはどれか。

 

既存塗料 改修用塗料
油性調合ペイント フタル酸樹脂エナメル
アクリル樹脂エナメル 塩化ビニル樹脂エナメル
合成樹脂調合ペイント アクリルシリコンエナメル
焼付け塩化ビニル樹脂粉体塗料 合成樹脂調合ペイント

 

【問題20】マンションの塗装改修工事に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.改修用塗装材料の取り扱いについては、MSDS (製品安全データシート)による対応が必要である。

2.合成樹脂調合ペイント仕上げの鉄鋼面を、弱溶剤型ウレタンエナメルで塗り替える仕様はグレードアップといえる。

3.一般に外壁改修塗装の工程は、下塗り、下地調整、中塗り、上塗りの順である。

4.塗付量とは、希釈剤は含まず原材料を単位面積に塗り付ける量をいう。

 

【問題21】防水改修工法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.防水モルタル仕上げのベランダの改修工事として、ウレタン塗膜防水絶縁工法を選定した。

2.塩化ビニル系シート防水の屋根のかぶせ工法として、塩化ビニル系シートの接着工法を選定した。

3.ウレタン塗膜防水工法の機械室屋根のかぶせ工法として、改質アスファルト防水自着工法を選定した。

4.FRP塗膜防水の屋根のかぶせ工法として、ウレタン塗膜防水密着工法を選定した。

 

【問題22】シーリング工事に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか

1.目地の断面寸法が適切でないときは、目地幅の不足を補うブリッジ工法が適する。

2.既存目地が深い場合は、 既存シーリング材を残したまま、その上に新規のシーリング材を重ねる再充填工法が適する。

3.シーリング材に塗装する場合は、バリアプライマーを使用することが汚染防止に効果がある。

4.石やタイル面の目地シーリング材は、ポリサルファイド系が多く用いられる。

 

【問題23】改修計画に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. アルミサッシの改修工法には、ブラケット工法、埋め込み溶接工法、アンカーボルト埋め込み工法などがある。

2.各住戸玄関扉は、防火戸のため改修が困難である。

3.自転車置き場の増設は、建ぺい率制限を受けることはない。

4.優良住宅部品認定基準 (() ベターリビング)においては、ベランダ手摺の改修工事における躯体取付部の強度基準を定めている。

 

【問題24】改良工事に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.高齢者対策として、 エレベーターホールに車いすが回転できる120cm×120cmのスペースを設けた。

2.高齢者対策として、屋外階段の蹴上げを18cm、踏面を30cmとした。

3.目隠しとして、カイズカイブキを植樹するにあたり、植樹時期を9月に設定した。

4.屋上の外断熱防水工事では、新設する防水層の内側に断熱材層を設けなければならない。

 

【問題25】長期修繕計画の費用算定にあたり、次のうち最も重要な項目はどれか。

1.LCC (ライフサイクルコスト)

2.年間管理費収入

3.未収金

4.物価上昇率

 

【問題26】いわゆる建設リサイクル法の対象となる修繕工事に伴う、建設廃棄物処理の監理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.建設資材の計画的搬入や、 梱包材を減らした材料の選定等資源の有効利用を図るよう指導する。

2.再生資材を積極的に活用することによって、 循環型社会形成に寄与するよう指導する。

3.建設廃棄物は再処理が容易になるように、混合廃棄物として処理するよう指導する。

4.再資源化等の実施状況に関する記録を作成し、 管理組合に報告するよう指導する。

 

【問題27】仮設工事等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.工事現場の安全衛生面に関しては、労働基準法、労働安全衛生規則の他、建築基準法施行令にも規定されている。

2.足場における高さ2m以上の作業床には、 高さ60cm以上の手摺の設置が必要である。

3.足場板は、 幅40cm以上、隙間5㎝以下に敷き並べる必要がある。

4.塗装に使用する材料は、危険物取扱規定により、すべて危険物倉庫に保管しておく必要がある。

 

【問題28】下地補修工事の監理に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.ひび割れ部分への樹脂注入の充填状況を確認するため、コアを採取し、割試験を行う。

2.下地補修箇所の数量検査は、下地補修図面完成後に行わなければならない。

3.ひび割れ部分への樹脂注入における入孔間隔は、ひび割れ幅ではなく、深さを考慮して決める。

4.実費精算におけるタイル浮きの樹脂注入の補修穴数は、樹脂の使用量換算により監理する。

 

【問題29】塗装工事の監理についての次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.工事完了検査では、付着力試験と膜厚測定試験を必ず実施する。

2.工程内間隔時間が適切かどうか、1日の塗装作業内容を確認する。

3.仕上がりに影響を及ぼす気象条件としては、降雨雪、強風の他、低温、高湿度等が挙げられる。

4.塗装工程ばかりでなく、塗装養生方法についても適切な指示が必要である。

 

【問題30】設計・工事監理者の行う業務に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.施工要領書の作成。

2.工事保証書の作成。

3.見積り要領書の作成。

4.いわゆるマンション管理適正化法による届出。

 

【問題31】下図は主な給水管材の変遷の概要である。①~④にあてはまる答材の組み合わせのうち、最も適切なものはどれか。

1.亜鉛めっき鋼管 ②硬質塩化ビニルライニング銅管 ③銅管 ④架橋ポリエチレン管

2.銅管 ②亜鉛めっき鋼管 ③硬質塩化ビニルライニング鋼管架橋ポリエチレン管

3.架橋ポリエチレン管 ②銅管 ③硬貨塩化ビニルフイニング鋼管 ④亜鉛めっき鋼管

4.亜鉛めっき鋼管 ②架橋ポリエチレン管 ③硬質塩化ビニルライニング鋼管銅管

 

【問題32】マンションの給排水設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.増圧直結給水方式では、 受水槽が不要なためスペースの有効利用や設備コストの低減が図れる。

2.管端防食継手より、樹脂コーティング継手の方が防食性能は優れている。

3.ブリスターとは、樹脂ライニング鋼管のライニング塗膜が劣化して起こる塗膜の膨れ現象である。

4.単管式排水システムでは、独立した通気立て管が不要である。

 

【問題33】マンションの設備に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.増圧直結給水方式のポンプの回転制御方式には、吐き出し圧力一定制御方式と末端圧力一定制御方式がある。

2.水槽の耐震設計基準は、平成7年の阪神・淡路大震災を機に、水平加速度の規定が受水槽で2/3Gから 1.0G、 高置水槽で1.0Gから2.0Gに強化された。

3.住戸内の局所給湯方式は、給湯の必要個所にそれぞれ給湯器を設ける方式で、最近のマンションでの採用例が多い。

4.昭和50年代初めまで、ガス配管には亜鉛めっき鋼管が使用されていたが、最近ではポリプテン管が主に使われている。

 

【問題34】マンションの設備に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.平成10年に改正された「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」によると、建物付属設備としてのエレベーターは、耐用年数25年としている。

2.エレベーターのフルメンテナンス契約には、かご内の貼物及び床材の修理も含まれる。

3.現在、放送衛星を使ったBS・CS放送は、すべてデジタル放送である。

4.地上波デジタル放送の受信は、UHFの周波数帯域を使用している。

 

【問題35】マンションの設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.消火用土中埋設鋼管の外面より生じるマクロセル腐食は、最も腐食の進行が激しいものの一つである。

2.屋内駐車場の消火設備には、泡消火設備、粉末消火設備などが主に設置される。

3.自家用受変電設備の維持管理は、電力会社の責任によって行われる。

4.避雷針の保護範囲は、一般的に保護角60度の範囲とされている。

 

【問題36】次の配管材とそれに対する劣化調査方法の組み合わせのうち、最も不適切なものはどれか。

1.排水用耐火二層管――配管採取(抜管)

2.亜鉛めっき鋼管――超音波

3.塩化ビニルライニング鋼管――エックス線

4.銅管――內視鏡

 

【問題37】設備調査に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.エックス線調査は、電気事業法、電離放射線障害防止法の安全基準に従い、有資格者により行った。 

2.排水管の内視鏡調査でパルスを送り肉厚を測定した。

3.過流探傷装置により、銅管の腐食状況やピンホールの有無を調査した。

4.硬質塩化ビニル管の調査に、マイクロポイントメーターを使用した。

 

【問題38】マンションの設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.湿式の消火栓配管は、常に水が滞留するので腐食進行が給水配管より早い。

2.敷地内ガス配管の漏洩検査は、ガス事業法に基づき、ガス事業者が40ヵ月に1回、無償で行うことになっている。

3.鋼板製水槽は、内面にサビ止めとして塗装されたエポキシ樹脂の塗装の状態によっては剥離が起き、腐食が発生する。

4.電話設備では、定期点検は特に必要ない。

 

【問題39】マンションの給水設備改修に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.給水管の更新について、新設配管を共用廊下に露出させる場合、避難通路幅が確保されているか検討する。

2.水道局との各戸個別契約の場合、各戸メーター廻りには仕切り弁を取り付ける必要はない。

3.専有部分の配管を樹脂管に変更する場合は、水道局に確認する必要がある。

4.高置水槽方式から圧力タンク方式へ変更する際、給水管の劣化診断をし、その採用の可否を検討する必要がある。

 

【問題40】マンションの給水設備の改修に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.直結増圧給水方式で、既存の高置水槽に接続し、水槽以降の既存配管を継続使用することはできない。

2.地下コンクリート製の受水槽を地上式FRP水槽に変更するにあたり、床面積の容積率制限を超えないように寸法を検討した。

3.直結増圧給水方式を採用するにあたり、水道事業者へ圧力調整を申請した。

4.受水槽の交換時に、使用実態に合わせて容量を変更した。

 

【問題41】マンションの排水設備の改修に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.排水管の最小勾配は、管径により1/501/200とする。

2.共用立て管の更新を計画する場合に、汚水配管と雑排水配管は必ず別系統にする。

3.排水立て管の更新計画策定の際、特殊排水継手方式を検討する。

4.最下階住戸 (1) の排水枝管が排水立て管に接続されている場合には、排水能力を向上させるために床下の排水横主管に接続することを検討する。

 

【問題42】マンションの設備改修に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.消防機器には型式失効の制度があるので、改修計画時には機器単体の改修も考慮する必要がある。

2.消防法の場合、現行法規を指導されることがあるので、改修の際には考慮する必要がある。

3.現在、共用給排気ダクト(Uダクト)に設置できるガス機器は、バランス(BF) 方式の機器だけである。

4.換気設備の排気量不足の対策の一つとして、給気口を設置または増設する。

 

【問題43】マンションの電気設備改修に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.低圧電力引き込みの小規模マンションの幹線引き換えを計画する場合には、負荷合計により自家用受変電設備や電力会社借室の設置場所を検討する必要がある。

2.改修工事において、集合インターホンと電話の配管、配線を同一系統とすることはできない。

3.給水方式の変更で、避雷針を設置した高置水槽を解体することにより建築物の高さが18mになる場合でも、 避雷針を移設する必要がある。

4.テレビ強調設備の改修でメンテナンスをしやすくするためには、文姫・分配方式から直列ユニット方式へ変更する方がよい。

 

【問題44】マンションの設備改修工事の監理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.自家用電気工作物の改修では、工事の届出は不要である。

2.電気設備の改修工事に当たっては、電気工事士の資格の有無を確認する。

3.消防用設備の改修工事に当たっては、甲種消防設備士の資格の有無を確認する。

4.消防設備の工事を行う場合、工事着手の10日前までに届け出る必要がある。

 

【問題45】マンションの設備改修工事の監理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.給水管更生工事の監理として、硬度検査 水質検査 膜厚検査を行った。

2.受水槽交換工事の監理として、警報検査・水質検査・間接排水の検査を行った。

3.排水管更生工事の監理として、内視鏡検査・漏水検査・水質検査を行った。

4.給水管更新工事の監理として、区画貫通部処理状況検査・配管支持状況検査・水質検査を行った。

 

【問題46】マンションにかかわる法律に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.いわゆる区分所有法の改正により、区分所有者が30人に満たなくとも管理組合を法人とすることができるようになった。

2.いわゆる品確法施行規則の改正により、住宅性能表示制度が既存マンションにも適用できるようになった。

3.いわゆるハートビル法の改正により、共同住宅も新たに同法の対象とされた。

4.いわゆる化学物質管理促進法の改正により、仕上げ材の使用規制が行われることとなった。

 

【問題47】店舗を含む複合用途防火対象物となる共同住宅で、消防法施行令第34条による既存遡及適用の規定を受けないものは次のうちどれか。

1.自動火災報知設備

2.屋内消火栓設備

3.非常警報器具及び非常警報設備

4.誘導灯及び誘導標識

 

【問題48】管理規約に関する次の記述のうち、いわゆる区分所有法の規定によれば、最も適切なものはどれか。

1.専有部分に関し、管理規約で定めることができる事項は、専有部分の「管理または使用」につき、区分所有者相互の利害の調整のために必要なものに限られる。

2.管理組合の組織及び運営に関する事項は、管理規約で定めることは出来ない。

3.管理規約の設定及び変更は、必ず集会の議決によらなければならず、区分所有者全員の書面による合意で行うことはできない。

4.区分所有権を売買契約によって取得した買主が、売買契約において、そのマンションの管理規約の効力が自己に及ばない旨を特約し、それを管理組合に通知した場合は、その者に管理規約の効力は及ばない。

 

【問題49】管理規約に関する次の記述のうち、いわゆる区分所有法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1.管理規約の設定は、区分所有者の任意である。

2.一部の区分所有者のみの共用に供されるべきことが明らかな共用部分に関する事項で、区分所有者全員の利害に関しないものは、区分所有者全員の規約に定めがある場合を除いて、その一部の区分所有者の管理規約で定めることができる。

3.専有部分を区分所有者から賃借している占有者は、建物またはその敷地若しくは付属施設の使用方法につき、区分所有者が負う義務と同一の義務を負う。

4.管理規約を保管する者は、利害関係人以外の者の請求があったときに、規約の閲覧を拒んではならない。

 

【問題50】平成1549日に国土交通省により公表された「マンション標準管理委託契約書」に準じて契約されたマンション管理業者の業務に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.管理組合の大規模修繕の修繕周期、実施予定時期、工事概算費用、収支予想等を記載した長期修繕計画案の作成及び提出。

2.長期修繕計画案の一定年ごとの見直し及び提出。

3.管理組合が管理業者以外の業者に大規模修繕工事を発注する場合の企画または実施の調整。

4.マンション建て替え支援業務の別途契約。

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